行政視察 報告

環境厚生常任委員会視察の報告
日  時:平成30年7月11日~12日 1泊2日
視察先:11日福島県伊達市、12日宮城県仙台市

 まず、「平成30年7月豪雨」による、犠牲の方々に心よりお悔みを申し上げるとともに被災された多くの皆様にお見舞い申し上げます。また、一日も早い復旧・復興を望みます。

1、伊達市テーマ 「健幸都市の取り組みについて」
 「健幸都市」とは、建康で幸せの意味を持つ。皆で助け合い、元気に暮らせることは生きがいや豊かな生活につながり医療費を減らし持続可能なまちづくりに通じる。そこに暮らすことで健幸になれるまちのこと。
 
 現在、伊達市内には65歳以上の約5人に1人が要介護認定を受けていて、さらに今後も増えると予想され、将来を考え、元気な人でいっぱいの伊達市を目

指すため地域の支え合いの仕組みづくりを進めてきている。

取り組みは、平成18年に町村合併による伊達市が発足した当時にさかのぼる。少子高齢化を乗り切る地域施策を考えるなかで、翌19年から「健康運動教室」をスタートさせた。平成21年、国の機関と筑波大学、全国の自治体(SWC)に参加、また企業とも連携を図ったことで総合特区の認定を得て自然と「歩きたくなるまちづくり」を進めてきている。その後、健幸都市基本構想、同基本条例、基本計画を策定した。健康づくりと暮らしづくりとひとづくりを総力上げていくためにモデル地区から取り組みを開始した。その後、平成23年11月3日に「伊達市健幸都市宣言」を発令。
事業を推進していく過程で生活習慣病から介護予防の一体的・連続的な施策として、予防重視に特化した健康づくりを目指す方向性が決まってきた。特に、至難であった医療データの共有化を勝ち取ることができた。協会けんぽ福島支部との連携事業化の結果、住民意識の向上によるがん受診率のアップにつなっがてきた。この間、担当課・関係課職員の連携にによる「健幸意識」の高さを維持してきた言動を評価するとともにさらに今後の全市展開に向け達成実現化を見守りたいと思う。

持続可能な実りある事業にするために、官・民連携しての地域力を巻き込む総合力が無くてはならないことを学んだ機会であった。

2、仙台市 「杜の都環境プラン 仙台市環境基本計が2011-2020(改訂版)について」
 
 本計画は、仙台市環境基本条例第8条に定められた「仙台市環境基本計画」であり、環境の保全と創造に関わる政策・施策の基本的な方向を定めるもの(杜の都環境プランより)であり、スタート直前に東日本大震災が発災したことで先人から受け継いできた「杜の都」の環境資源は大きな影響を受けたことにより平成27年度に実施した中間評価の結果と施策展開の考え方を示したもの。

 計画改訂の背景として震災後による想定人口の増加、復興に伴う社会経済活動の活発化、火力発電比率の増大による電力からの二酸化炭素排出係数の上昇など社会情勢に大きな変化をもたらし、災害ごみの総量、温室効果ガス排出量の増加の要因になっている。

 特に、非常時におけるエネルギーの確保の重要性を踏まえ、指定避難所への防災対応型太陽光発電システムの導入、「省エネ・創エネ・畜エネ」の3Eを推進していて震災前からの防災の取り組みと震災後の教訓を踏まえた復興の取り組みが評価され、国連から「ロールモデル(模範)都市」に認定され平成27年に第3回国連防災世界会議が開催され今後の15年間の国際的な防災指針となる「仙台防災枠組2015-2030」が採択され中間評価の実施に至った経緯がある。また、今後の課題は国連決議された持続可能な開発目標(SDGs)を掲げさらなる杜の都を次代に継承することとしている。

本市においても、仙台市を参考にするなどして、環境基本計画のもと、環境負荷の小さいまちづくりを目指す中、緑の総量、市民の環境に関する満足度、日常生活における環境配慮行動の目標へ向け進捗しているものの、一方、市域内の温室効果ガスの総量出量、ごみの総量、リサイクル率、燃やすごみ量等、家庭から事業者を含め一層の普及啓発を図ることが求められる。また、経済状況を踏まえたSDGsの理念と方向性を加えた計画にするべきであると感じた視察であった。
 


 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック