会派視察 報告

8月9日(金)
会派視察 三重県鳥羽市バリアフリー観光について

 伊勢志摩バリアフリーセンターに伺い、講義説明を受けた。
センターは、国内初のバリアフリーの宿泊先紹介、観光案内、旅行のアドバイスを常駐で行っているNPO法人で、「身体が不自由な観光客の視点」の基「いけるところ」より「いきたいところ」へ「行ける」を活動の基調にしている。ともあれ、日本一のバリアフリー観光地は伊勢志摩と自負され、多様化する活動を推進されており全国バリアフリーツアーをリードしている。2013年に「第3回バリアフリー観光全国フォーラム 伊勢大会 」が伊勢市で開催され席上、バリアフリー観光県として県知事が「日本一へ推進」宣言をした。

約20年に及ぶBFに関する集大成された視察資料の有料化には納得した。運営財源化の一つの取組みにもなっている。

話を伺う中で、逆転の発想ともいうべき点に気づかされた。
環境や施設にバリアーがあるので障がい児・者本人が諦めてきたが実は介添え者(家族、ボランティア)もまた諦めていた現実をどう回避し希望に変えて行けるか。行けるところ」が限定されていたという現実。そこに、バリアーの先にある「行きたい」「観たい」が発想を変えさせたという。情報集や発信、施設等のバリアフリー調査、観光地バリアフリー化を図る、関係施設の協力を得る地道な啓蒙活動等でイベント、アクティビティの実現化へ活動が大きく変化した。実は、障がい児・者対策は面倒、大変で諦めてしまうことで経済効果増・減に大いに関係することが分かった。即ち、観光地でありながら「行けない」のでお金が落ちない、地域活性には繋がっていかない。障がい児・者対策はやれば経済効果に繋がることが段々理解され実用化されていったという。
また、講義を受ける中、私的には、技術者観点で障がい=スロープ、多目的トイレ,開口寸法等が固定的に意識し採用する次元でよしとしていたが、障がいが十人十色であること全体観に立つことの重要性を改めて気づかされた。どうバリアーを活かすかという点で例えば、階段はバリアーになるが蹴上調整(高さ)や踏面面積調整でそのままバリア―フリーに繋がる。スロープがつけられないエントランス廻り、砂利道等対応などは確かに技術者の見せ場にもなると。
座学の後、ご好意による市営案楽島海水浴場において水陸両用車いすヒッポキャンプの試乗体験をさせて頂いた。
共生社会を実現するためには全世代型バリア―フリー教育は必要になると痛感させれた。

大変、貴重・有意義で参考となる取組みの視察となった。
関係各位に対し感謝申し上げたい。

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