会派視察 報告

7月2日~4日にかけて、今治市、尾道市、岡山市を会派視察した。

●7月2日
今治市役所「いまばりサイクリングシティ構想」について

この構想は、今治市を主体とした広域観光推進計画であり地域再生計画の核となる位置付を意味している。特に、瀬戸内しまなみ海道ルートは「サイクリストの聖地」としてのブランドイメージが一層定着しており、近年のサイクリストを含めた年間約1万6千人規模が推移するインバウンド及び国内旅行者の急速増加によって観光振興が促進され年間で約300万人規模の交流人口が急速に拡大してきている。
加えて今治市と尾道市が連携してレンタサイクル事業の継続展開している<楽しめるサイクリング環境の提供>が図られたことと近年のサイクリングブームの相乗効果によって経済的な効果に繋がっている事。
ちなみに、平成23年度7万台以降のレンタサイクル貸出実績は順調に増加し、同26年度からは広域開始出しで10万台を超える勢いがある。また、この間、今治市と広島県が国家戦略特別特区の指定を受けたことで制度を活用した規制緩和は民間事業者の積極的な観光産業及びスポーツ産業を創出し、雇用の確保にも繋がっている。
サイクリング、多彩な観光資源、国家戦略特区の指定を受けた3要素の連携によって誘客促進と交流人口の拡大と新産業で雇用の創出を見込んでいる。
本市における海岸エリアの魅力化整備や新港整備事業の促進を実現させるための取組みに先進事例として大変参考になりました。


●7月3日
 尾道市公立みつぎ総合病院「地域包括ケアの取組み(みつぎ方式)」について 

 みつぎ総合病院の特性・役割は、旧御調町、世羅町、見晴北部、府中市西部等の診療圏域人口約7万人規模を賄い、急性期医療だけでなく、健康づくり等の保健活動や在宅医療そして介護、施設サービスまでも提供している。
経営形態は地方公営企業法全部適用、地域の中核的総合病院として地域医療の確保と保健・医療・介護・福祉を連携する地域包括ケアシステムを構築している。また、在宅ケアのきっかけについては寝たきりがつくられる要因は、介護力の不足、不適切な介護、医療、利は微意、の中断、閉じこもり生活、不適当な住環境等である。これらの要因を除き、寝たきり予防のため「寝たきりゼロ作戦」を昭和49年から病院の訪問看護、昭和56年からは訪問リハビリを開始した。
地域包括ケアの成果については、第1に寝たきり(重度要介護者)が減少した。
適切なリハビリ・ケアによって生活機能が改善し歩行も可能になったケースもある。寝たきり予備軍の人々が寝たきり予防にならずに済んだ介護予防が最大の理由とも。第2はケアミックスで一体的・総合的なサービス提供が可能になった。住民本位のサービス提供の実現となった。第3は24時間、356日のケア体制がかのうになった。第4は医療費の伸び率が鈍化した。広島県より高いから低いに転じた。第5は経済的な効果。職員の雇用に繋がり、街の活性化に貢献した。第6は老後や障がいの方も安心して住める町づくりとなり、住民のQOL向上となった。過疎化の歯止めがかかりつつあるということ。その表れとして他県市町村からの移住者が増大しているという。
本市では、昨年から地域包括ケアが進みだしたがみつぎ総合病院の取組は先進事例として大いに参考となった。


●7月4日
 岡山市「ESDプロジェクト」について

 資料から、SDGsとは、日本語に直して「持続可能な開発目標」の意味となる。2016年から2030年に向け国際目標で17の目標と169のターゲットから成り立っていて、貧困削減、格差の是正,気候変動対策や環境保護、持続可能な生産と消費、平和構築など多岐にわたる。特に、教育に関する目標4「質の高い教育をみんなに」とある。
岡山のESD とは持続可能な開発のための教育でEは、を育て社会をつくるための教育。SDとは安心して暮らし続けていくために考え行動する。つまり、環境・経済・文化のバランスのとれた、こどもや孫の世代も安心して暮らせる未来を目指し、行動する人を育て、社会をつくるために学び合いを意味するという。即ち、ESDがSDGsに重要な手段になっていることが分かり、すべての目標達成のカギを握る考え方になる。
本市においても、岡山市の取組にあるような大学、行政、団体等が結束して持続可能な社会づくりにのための行動を加速していくことが重要であると認識させられた。
 


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック