行政視察 報告

都市建設常任員会行政視察(平成29年10月23日から24日)

平成29年10月23日(月)
愛知県安城市「中心市街地整備事業について」

前日からの超特大台風21号の影響を受け在来線等のダイヤが乱れ遅れながらも安城市の行政視察が実施できましたことに関係各位に感謝・御礼申し上げる。

安城市は、名古屋駅から25分の位置にあり、人口は187、000人超え、、しばらくは人口増が続く羨ましい環境の自治体である。

今回の目的は、平成14年に市の中心市街地にあった厚生病院が郊外移転することになり、公社がその土地を取得した。その後、平成19年から構想策定懇話会提言から基本構想・計画、事業計画策定等を経て本年6月に供用開始した賑い創出施設の視察にある。

施設は、JR安城駅から徒歩5分にある図書情報館、ホール、イベント等の広場や公園がある公共施設と民間経営による駐車場や商業施設からなる複合施設「アンフォ―レ」でまちなかの賑い創出の拠点整備と情報発信地としてオープン間もない施設ですが既に50万を超える入場者がある。
明るく、明快な平面で分かり易さがあることで広い年代層に人気があるとのことで確かに実感できた。また、共用時点では近隣商工会とは連携・連動できにくい状況であったが、人気にあやかり当面の課題であった友好共済等も実現してきており、まちの活性化に弾みをつけた存在になっている。

図書情報館サービス運営を市直営と指定管理者に分坦させ、PFI事業者、定借事業者にもそれぞれの役割をもたせている。特に、屋根なしのイベント広場(願いごと広場)約3800㎡(100m×38m)が併設されており大きなイベントから小さいものまで貸出し開催がされており費用対効果は高くなっている。
施設全体を通じ、賑い創出空間の一つの完成型が見て取れる。

本市で事業化の加速を上げている見附台周辺地区土地利用計画(平準書策定中)へ多くのヒントがあった。全体配置、平面構成、運営面(公民連携)等がよく整理されていて、使い勝手のよいイベント広場も併設されており大変参考になった。
特に、七夕まつりに象徴されるイベント事業スペース等の外部交流空間を併設考慮することで見附台事業における高いポテンシャルになり、差別化された複合化事業コンセプトになるものと考える。


平成29年10月24日(火)
岡山県玉野市「地域公共交通について」

玉野市は、岡山市から南へ約1時間の位置にあり、約6万人強の人口からなる自治体である。
これまでは、高齢化が進み移動手段としてシーバス(玉野市コミュニティーバス)が唯一地域内公共交通であり、有人島をむすぶ石島航路の系統とあわせ2系統の運行をしていた。
平成22年に既存シーバスの見直しと乗り合いタクシー(シータク)の導入を検討して地域公共交通システムの再構築に取組み、シーバスと併用するシータク事業者を連動するつもりでしたが、話し合いにならず事業化は困難に陥った。その後、市担当者はあきらめずに懸命な執念で何とか事業者と協議の場に持ち込むことになり、事業認可申請へ繋げられることなった。

シーバスの乗降調査分析を実施とあわせ、「地域公共交通会議」を設置し活性化することで、その後に「玉野市地域公共交通計画」の策定につながっている。
結果として、平成25年より自動配車システムを導入、運行の効率化が図られたことで、地域内利用が促進され、利用者定着や増加は以前より1,45倍になる実績となった。
また、年間700人にのぼる減少の人口動態や地域産業を支える造船業の不振も出てきており、アンケートや意見交換の場を設け常に利便性の向上を心がけている点は注目に値するところである。

一般的なデマンド交通である戸口から戸口までの流れではなく、市内地域全般における利便性、公共性を追求したシーバス、シータクの併用は用途別に使える特徴があり、結束点でのつながりを改善した効果は大で、平成28年度には国交大臣表彰栄誉を受けた。

地域公共交通のあり方を模索している本市にあっては、ひらつか型デマンド交通の早期対策を講じる上で大変参考になった。





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